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◆会報誌「ウィズニュース11年2月号」に掲載
相撲が八百長問題で揺れています。 国技の相撲自体の存続も危ぶまれる状態になっています。 私自身大鵬親方と関係が深かったり、相撲部屋のHPの制作、メンテナンスに関与したりと、個人的に相撲とは縁が深いので本当に心配していますが、この機会に徹底的に膿を出しつくして、新しい相撲界を作るいい機会になるといいですね。 「ピンチや事故をチャンスにする」まさにビジネスの世界も人の人生においても、その連続のような気がします。マイナスを「いい機会だよね!」とポジティブに考え、前向きに取り組めるのかが大きなポイントなのでしょう。 女性起業塾第1期が初々しく5名からスタートしました。 5人いたら5人の個性がありそれぞれの人生や環境があり、まさに5種類の起業があるわけですね。これからですが、その一つ一つのオンリーワンの花を一緒に開花すべく関係者が一緒に、自分のこととして取り組むことは本当にそれぞれにとっていい機会となることでしょう。 桜の開花予測が流れてきますが、まさに開花を待ちわびる寒さの厳しい今の季節のような感じですね。素敵な花が開花しそうで楽しみです。 女性起業塾に参加している方々よりちょっと先輩ですが、インタビューの青木裕子さんはNHKのアナウンサーとして定年を迎えるのを機に、日本ではじめての朗読専門のホールとして「軽井沢朗読館」を自費で建てて「朗読」を通じて新たな挑戦に対して、新しい取り組み、新しいご縁を喜び、本当にわくわくしながらお話をしていただきました。 「NHKにいる時と全く世界が違うのよね!」。やっていることは朗読だったり、喋る仕事だったりと、今と内容はそんなに違わないのですが、立場と取り組みが変わり世界が違って本当に楽しいそうです。 とても贅沢な時を過ごそうとしているし、青木さん自身「朗読」を通じてやりたいことと楽しいことが社会的ともいえる「ミッション」とピタッと合っていることが 青木さんしか出来ない取り組み、人生が待っているのでしょう。そんな起業ができたら本当に素敵です。 私自身、朗読と深い関係があったわけではないのですが、地域のイベントの内容を企画していた際、音楽以外でなにか老若男女、家族で楽しめる内容はないかと考えておりましたが、「軽井沢」がご縁でご紹介いただきました「朗読」の魅力と可能性に取りつかれそうです。 地域のふれあい、高齢者の生きがいづくり等に対して、とても素敵なコンテンツだと感じて「朗読マイスターなるものも・・」とついつい余計ないろんなことを考えてしまいます。 青木さんとのご縁で私の世界もまた一つ広がりそうです!
元NHKアナウンサー 軽井沢朗読館館長 青木裕子さん 大学卒業後、1973年NHK入局。 「NHKニュースワイド」「おはようジャーナル」等でキャスターやリポーターを務め、テレビ・ラジオで活躍。昨年、定年退職を機に長野県軽井沢町に「軽井沢朗読館」を設立。現在館長を務めながらライフワーとしている朗読活動に本格的に取り組む。